西来寺の宝物


文化財看板西来寺では、重要文化財 5点、三重県指定文化財 2点、津市指定有形文化財 9点、旧重要美術品 1点を所蔵しています。

各文化財の解説は、西来寺境内に立てられている、津市教育委員会の看板の解説を引用しました。



1 重要文化財(書跡)

紙本墨書 大般若経 巻第109  1帖 奈良時代 明治15年2月8日指定 奈良時代、法華経とならんで除災招福の祈願のために、よく書写・転読されたものである。この1帖には天平19年(747)唐僧善意の奥書がある。 &nbs […]

2 重要文化財(絵画)

  絹本着色 阿弥陀来迎図  1幅 鎌倉時代 明治37年8月29日指定 阿弥陀三尊像に地蔵菩薩を加えた四尊が正面向きに来迎している様子を描いたものである。平安後期の形式も見られるが鎌倉時代に一歩入った頃の制作と […]

3 三重県指定文化財(書跡)

紙本墨書 真盛自筆消息 盛算あて  2通 室町時代 明治16年3月17日指定 真盛は、嘉吉3年(1443)に現在の津市一志町大仰に生まれ、天台真盛宗の開祖となった人で自筆の消息は県内に6通現存し、その内の2通である。

4 三重県指定文化財(絵画)

紙本淡彩 白衣観音像 赤脚子筆  1幅 室町時代 昭和33年12月15日指定 岩の下に腰をかけて左方をみやる観音像を中心に大きく描き、向かって右下にこれを合掌礼拝する童子像を小さく描く。

5 津市指定文化財(書跡)

紙本墨書 成唯識論残欠 紙背唯心要巻六  1巻 平安時代 昭和33年9月9日指定 『成唯識論』は中国唐代の僧玄奘の著書で、平安時代初頭に写経所で書写されたものと思われる。唯識とは、この世のすべての現象を精神活動の発展展開 […]

6-1 津市指定文化財(絵画)

絹本着色 三千仏図  1幅 室町時代 昭和32年9月9日指定 三千仏は、過去・現在・未来の三世に出現するという、多くの仏を描いたもの。中央に如来型坐像三体を大きく描き、その周囲に小さい如来形が数多く配置されている。

6-2 津市指定文化財(絵画)

絹本着色 円覚経曼陀羅  1幅 室町時代 昭和32年9月9日指定 円覚経の内容を図式化したものと思われる。朱色を使った色調や、十頭身に近い立像の描き方は、朝鮮半島でこの図が作製されたことを物語っている。慶長18年(161 […]

7 津市指定文化財(工芸品)

山家本法華経版木  109枚 江戸時代 昭和50年9月22日指定 天保6年(1835)西来寺第31世住職真阿宗淵が、伝教大師真筆経によって開板したと伝える古版経を底本とし、それを模刻したうえに四声点や音読仮名を加えて、法 […]

8 旧重要美術品

金銅製 五鈷鈴  1個 鎌倉時代 昭和24年5月26日認定 文保元年(1317)の銘がある。